ケプラーの星形多面体シリーズ



星形多面体は美しさで人気が高いのですが、凹部分があるため木工での作製は困難でした。
しかし立方体から正4面体・正8面体を切り出す方法を説明する道具として、
「ケプラーの8角星」を作る必要に迫られたときに、
芯と正4面体の錘に分け、さらに芯の正8面体を4等分したものと接合する方法を思いつきました。
こうしますと、外面に分割あとが現れないだけでなく、分解すれば芯の立体も見て取ることができます。






同じ要領で、ケプラーが菱形12面体と菱形30面体を発見する元になった二つの複合正多面体、
立方体と正8面体の複合多面体と正12面体と正20面体の複合多面体も作ってみました。
ただし、後者は表面に分割あとが現れないようにするのがむずかしかったため、芯の正12面体は一体にしました。




そしていよいよケプラーが発見した星形5角形による多面体2種、小星形12面体と大星形12面体です。




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